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ゴスペラーズ黒沢薫さん、『ソウル・サーチン』をご推薦

雑誌「CD&DLデータ」(2013年9月~10月号=9月14日発売)内、「黒沢 薫(ゴスペラーズ)、加藤ミリヤ&書店員がリコメンド読書の秋に音楽の聴こえる一冊」のコーナー

 


ソウルサーチン R&Bの心を求めて Vol.1

ミニー・リパートン~ハーフ・フルの人生~
著者 吉岡正晴

 
『ソウル・サーチン R&Bの心を求めて』第1弾は、ミニー・リパートン が主人公
 
 ミニー・リバートンが1979年に亡くなってはや33年。名曲「ラヴィン・ユー」はいかにして生まれたのか。それを歌った彼女の人生は、いかなるものだったのか。
まだこの物語を読まれていない方は、これを読んでから「ラヴィン・ユー」やその他のミニーの作品を聴くと、同じ曲がそれまでと違って聴こえてくるだろう。

ソウルサーチン R&Bの心を求めて Vol.2

ハーヴィー・フークワ もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語
著者 吉岡正晴

 
『ソウル・サーチン R&Bの心を求めて』第2弾は、ハーヴィー・フークワが主人公
 
 50年代には、自らステージの上でマイクの前に立ち、いわゆる「ドゥ・ワップ」を歌い、スターとなった人物。そして、その彼にあこがれたひとりの男がマーヴィン・ゲイだ。ハーヴィーの視点を通したいわば、もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語。
ハーヴィーは、マーヴィン・ゲイ自身があこがれたシンガーだった。マーヴィンにとってのヒーローだ。そのヒーローが弟子を見守るという、もうひとつのマーヴィン・ゲイ物語。

ソウルサーチン R&Bの心を求めて Vol.3

ナタリー・コール物語 二度のグラミーの狭間で
著者 吉岡正晴

 
『ソウル・サーチン R&Bの心を求めて』第3弾は、ナタリー・コールが主人公
 
日本でも人気の高いナタリー・コール。
彼女は今も、たびたび来日し、コンサートをしていく。
ナタリーの人生もまた、浮き沈みの多い激動のそれだった。

ソウルサーチン R&Bの心を求めて Vol.4

ナイル・ロジャーズ&バーナード・エドワーズ Chic、友情という名のメロディー
著者 吉岡正晴

 
『ソウル・サーチン R&Bの心を求めて』第4弾は、シックの二人が主人公
 
無名のブラザー二人ナイルとバーナードがニューヨークで出会い、壮大な夢を語り合った。果たして、彼らはどのようにその夢を実現したのか。そして、その夢の先にあったものは。栄光と転落の末に彼らが見たものはなんだったのか。
 その後時を経て再結成に喜ぶ二人、しかし、それが終わった後に待ち受ける誰もが予想しえない悲劇。ナイルの東京・ジャパンへの思い。そして、ナイルの突然の癌闘病。まさに彼らの人生はローラーコースター、その今日までを描くナイルのソウル・サーチンの物語。

吉岡正晴(よしおか・まさはる) LinkIcon http://ameblo.jp/soulsearchin/
音楽評論家、翻訳家、DJ。ブラックミュージックに深く精通。
東京生まれ。1955年、慶應義塾大学商学部卒業。音楽評論家、翻訳家、文筆家、DJ。
高校時代より、特にブラック・ミュージックに興味を持ち、大学時代、桜井ユタカの主宰する 「ソウル・オン誌」に執筆を始めたのを機に、各音楽誌・紙、ライナーノーツ、一般雑誌に寄稿し始める。1973年、アーリーバード・レコーズ創立。1973年から1980年まで、アメリカからソウル・レコードの輸入、販売をてがけ、 音楽面だけではなく、音楽ビジネス面での経験も積む。
さらに、その後原盤制作もてがけ、1979年にプロデュースした「ダンス・イッツ・マイ・ライフ」 が、1980年にアメリカのダンス・インディー・レーベルから発売され、レコード・ワールド誌、 ビルボード誌のダンス・チャートでベスト10入りを果たした。
またDJとしては、1973年六本木のソウル・ディスコ「エンバシー」を皮切りに、 赤坂「マンハッタン」、西麻布「トミーズ・ハウス」、自由が丘「エスピガ」などで活動。
現在は、ラジオ番組選曲、制作、出演などのほか、アメリカのブラック・ミュージックに関する 原稿を、多数の音楽誌・一般誌・新聞などに寄稿中。